大石健次さん(高9回) 人に優る才能もなく、これを補うほどの努力家でもないことを自覚していますので、この度の受章を心苦しく思っています。古希を機にこれまでの歩みを振り返りますと、多くの方々との偶然とも言える出会いが線となり面となって、自分の道ができてきたことをしみじみと発見します。
 私にとっての幸運は、すばらしい方々との出会いに恵まれたことに尽きます。そのお陰でさまざまな経験をさせていただきました。
 二十歳代に静大付属島田中学校、三十歳代に県立三ケ日青年の家、四十歳代に県教育委員会義務教育課、五十歳代に再度の義務教育課、浜松市教育委員会、そして校長、市や県の校長会の役員等々です。
 具体的な業績に乏しく、ただこれらの経験に対しての叙勲ですので、人生のそれぞれの過程でかわいがっていただき支えていただいた大先輩・同僚の皆様、とりわけ西山台の同期・同窓の皆様のお陰と深く感謝しています。

‘09.04.01    編集委員会