持山校長挨拶

西山台のパワー

 同窓会の皆様には、本校の教育活動に対し、日頃から多大なる御理解と御協力を賜り、心から感謝申し上げます。本年4月に赴任しました持山育央(もちやまやすひろ)と申します。微力ではありますが、本校の発展のために力を尽くしたいと考えております。どうぞ宜しくお願いいたします。

 私は約20年前、平成9年4月から平成16年3月までの7年間を、本校に勤務した経験があり、高校52期生、55期生、58期生(1年生のみ)を担任しました。ちょうど、中等部が設置され併設型中高一貫校として新たなスタートを切った時期です。浜松西高の大きな転換点だったわけですが、20年ぶりに浜松西高に赴任し、中高一貫校として見事に生まれ変わった姿に感動しました。高い志を持って入学してくる中等部生が3年間伸び伸びと育ち、高校で新たな仲間も加わって刺激し合い、勉強や学校行事、部活動に熱心に取り組む様子は、以前にも増して充実しており、部活動の成績や進学実績がそれを顕著に表しています。

一方、私はこの西山台で、以前と変わらない溢れるエネルギー、「こもる力の偉なるかな」を実感しています。これは、在校生だけでなく、保護者や地域住民の皆様、そして何よりもこの地で学び飛躍した多くの卒業生の皆様の力の集大成であり、本校が100年間脈々と受け継ぎ蓄積してきたパワーです。来年令和6年には創立100周年記念式典を予定しており、今年4月には、同窓会の方々を中心とした実行委員会が立ち上がり、教育目標「社会貢献への高い志を持つ人材、国際社会のリーダーとして輝く人材の育成」を後押しする複数の記念事業を進めていただいております。ここでも、西山台のパワーを実感しております。

これからも魅力ある学校であり続けるために、私たち教職員は、校訓「知・仁・勇」の輝きを常に見つめ、生徒を育成していきます。同窓会の皆様には、今後とも変わらぬ御支援、御協力をお願い申し上げます。

校長 持山育央


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