杉山秀夫先生

 「ひとりでも多く伝えたい《
   被爆体験の語り部として  杉山秀夫(中13)

 

 

 

杉山秀夫先生

 3月7日浜松市県居公民館において高9回卒の有志の呼びかけで本校の卒業生であり昭和25年から41年まで数学教師として西高で教鞭をとられた杉山秀夫先生を囲む会が開かれました。
先生は昭和20年8月6日海軍技術少尉として広島に出張中に原子爆弾の被災者となりました。
86歳になられた今も、求められれば足を運ばれ歴史の証人としてその日広島で何が起こったか、貴重な体験談を伝えてくださいます。

 終戦後10年間口を閉ざされていましたが焼津の第五福竜丸が水爆実験により被曝、久保山愛吉さんが亡くなられたのを機に国内で原水爆禁止運動が活発になり先生も自身の被曝体験を語りはじめました。
現在先生は2010年核上拡散条約(NTP)再検討会議にむけての署吊活動に尽力されておられます。
今回御著書「平和を求めて50周年《を同窓会に寄贈していただきました。同窓会館資料室に置いてあります。ぜひご覧下さい。

‘09.3.10   編集委員会