平成20年10月28日(火)、グランドホテル浜松にて、中島さんが会長を務める日本弁理士会の知的財産支援フォーラム『やらまいか浜松』が開催された。

中島 淳さん(高17回) この中で、中島さんは「昨今、知的財産権が一層重視されて来ている。弁理士の仕事を啓蒙するため、全国で知的財産セミナー活動を推進している。「形の無い財産《を守るため、弁理士の活動に興味を持ってほしい。静岡は自然環境に恵まれ、伝統、文化が発達し地域ブランド・地域振興のお手本となっている。弁理士の仕事は難しい特許、商標や著作権などだけではなく、身近なB級グルメのネーミングなどにも関係している。《と講演した。
 フォーラムには富士宮焼きそば学会会長 渡邉 英彦さんも招かれ、「富士宮の焼きそばはずーっと存在した食べ物。地域に良いものがあっても、全国に伝わって無ければ、無いと同じ。認定がすんだら「地域ブランド《ではなく、全国的に売れなければ「ブランド《ではない。人とお金が集まって経済効果を生み、その持続が必要《とのマーケット論を披露した。

 なお、今回「発明協会静岡支部《事務局長の曽布川正さんも、中島会長と同期の高17回卒の同窓会会員である。

 浜松も富士宮に続けとばかりに、「浜松餃子《「三ケ日みかん《「浜吊湖うなぎ《など地域ブランドの売り出し中。来年には、「モザイカルチャー《が開催され、浜松の地域振興と地域ブランドの発信が期待される。

‘08.11.07   編集委員会