2015年 浜松西高同窓会 新春の集い
2015年1月2日(金)午後3:00~ グランドホテル浜松
[第1部]
= 天野先輩入場 =
家康くんとともに天野浩さん入場。 拍手がなりやまない中、座席につかれました。
= 開会宣言・挨拶 御室同窓会長 =
大正13年に開校して今年で90周年を迎える年に天野さんをお迎えし、このような盛大な会ができて大変嬉しく思います。同窓生の皆様、高47回幹事の皆さんに感謝申しあげます。
今年の干支は未です、おとなしく従順で群れをなして行動する動物であることから家族の安泰と平和の象徴とされています。
今後、和が母校から未が群れをなすように数多くの優位な人材が育ち、世界の平和と繁栄に貢献して頂くことを願いまして、新年のご挨拶とします。
= 鈴木康友浜松市長挨拶 =
浜松では昨年、花博の成功、健康寿命男女共日本一、ユネスコ音楽創造都市ネットワークへの加盟、天野さんのノーベル物理学賞授賞とたくさんの喜ばしいニュースがありました。特に素晴らしく感じたのは、天野さんが近寄りがたい人ではなく普通の人で、努力を重ねて世界の人になったことです。
= ノーベル賞受賞講演会(対談) =
聞き手 鬼頭里枝さん 高52回 (SBSアナウンサー 現フリー)
授賞を知ったのはフランスに行っているとき空港で開いたPCメールで、 家内とは久しく会っていない中、マスコミの方が探しだして映像で見せてくれてびっくりしました。
今回は大晦日に浜松入り。お正月はお墓参りと元気な親族が集まってのおしゃべり会。母手作りのお節やお雑煮を味わいました。
文化勲章授賞式では、手足が左右同時に出るくらい緊張して何も考えられませんでした。
スウェーデンでは世界中の記者が150人。(うち日本人100人)寒い中、ずっと待っていてくれたけれど、案内人に促されて自分は通りすぎただけ。家内が一人一人に声をかけていました。クリスマスマーケットを二人で買い物する時間が持てました。
メダルは職人が一つ一つ手作りで、今本物は名古屋大学の金庫に、レプリカも手作りとなるので3月にならないとできないらしいです。
中学のときまで勉強する意味がわからなかったけれど、高校で伊藤保先生から数学の面白さを学び、曽根雄一校長先生から熊沢 蕃山の言葉を聞いて触発されました。
熊沢 蕃山のことは 「憂きことの なおこの上に つもれかし 限りある身の 力試さん」
当時の西高はバンカラ。教師が一人一人の個性を大切にしていたので生徒も「あいつはああいうところが良い」と認め会う雰囲気がありました。
同窓会特別表彰
賞状、記念品、花束が贈られました。
[第2部]
= 校歌斉唱 =
銀くもりなき大洋や 東天耀ふ芙蓉峰
天与普き西山に 聳ゆる甍 厳しく
こもる力の偉なるかな
全員が青春時代に戻り、声高らかに歌い上げました。
= 来賓祝辞、木村校長 =
あけましておめでとうございます。
西高はイギリスのイートンカレッジを手本に、知・仁・勇を柱にしてヤングジェントルマンたれと、初代校長が創始しました。意欲と自律・自立性を備え、誰かのためにと社会への貢献ができる人材の育成を目指しています。
90周年とはいえ中高一貫となってからは13年。まだまだ発展途上。同窓会の皆様には強力な応援団としてお力お借りしたいと存じます。
= 叙勲者表彰 =
25年春と秋で五名の叙勲者があり、四名の出席を得て御室会長より表彰が行われました。
山内隆様さん(高13回)瑞宝双光賞
大塚哲雄さん(高14回)瑞宝双光賞
勝間元伺さん(高14回)瑞宝双光賞
滝浪喜十男さん(高14回)瑞宝双光賞
後藤茂さん(高15回)瑞宝単光賞
= 鏡開き 乾杯 =
還暦学年高25回99名が舞台に上がり圧巻でした。
よいしょ の掛け声と共に3つの樽が見事に開きました。
乾杯、庄田武さん(高3回)
= 余興 =
ちんどん屋 浜松花蝶ちん
西高応援歌の演奏もありました
= 新春大抽選会 =
恒例の大抽選会
今年は天野さんとお嬢さんがクジをひいてくださいました。
= 同窓会旗引継ぎ =
かくて47回から48回へ[繋がった]、よろしくお願いします。
= 次回幹事挨拶 =
誰もが登った西山台のあの坂、 90年の歴史を刻むあの坂、
あの坂から浜松西高が世界へと、 そして未来へとはばたいていくことを願って、
2016年新春の集い テーマを [翔] はばたく とします。
= 応援歌斉唱 =
ハイザー西高 ハイザー西高 フレー オー オー
次に繋がり未来へ翔く力のこもった元気な声で応援歌の斉唱
= 閉会の辞 =
薩川同窓会副会長(高31回)の閉会の辞
同級生の天野さんとお嬢様の綾さんと一緒に登壇し
「天野君と呼べるのは同級生だから・・」
天野さんは来年の同窓会にも来ることを約束しました。
皆さんも是非またお会いしましょうと三三七拍子で結びました。
綾さんほんとうにありがとうございました。
天野さんがいつも持っているサイン入りのウェストポーチ