太田 幹晴さん(高11回) 一月二日の恒例「新春の集い《にお招きをお受けしたのに、出席できませんでしたこと深くお詫びします。同窓会長の稲垣訓宏様から、表彰状と記念品まで届けていただき、ただ申し訳なく感謝の念で一杯です。叙勲とは何か、改めてその重みを痛感して同窓会の皆様に厚くお礼を申し上げます。
 定年退職してから十年、図らずも受章しました契機に三十八年間の教職生活の一端を振り返りました。高等学校の教員(理科・生物)として勤務できた原点は、浜松西高生として三年間に素晴らしい多くの恩師に出会えたことです。生徒との触れ合いの心は、いつも恩師から授かったものでした。正に恩師が鑑であり、在学できた幸せを感じています。教育行政にも少し在職させていただき、この間は先輩の陰と陽のお力添えによって携わることができました。
 温かく親切なご指導ご支援をいただいた方が、同窓の先輩と後に知り赤面を幾度も重ね、同窓の絆を思い知りました。それに比して私は今まで何をしてきたのか、反省ばかりです。今後は限られた時間と行動半径の中で、同窓会のテーマを念頭に歩んでまいりたいと思っています。ありがとうございました。

高校11回卒  太田 幹晴

‘11.03.08    編集委員会